神明社観音堂

祭神は天照大神ほか。もとは八郎潟湖岸の観音尻にあったといわれ、江戸時代に現在地に移った(1689年(元禄2)といわれる)。神社には1734年(享保19)に肝煎・門間氏を願主とし、大工・門間四郎兵衛が建立したとの棟礼が残る。また、境内に、1347年(貞和3)の板碑4基がある。この板碑も、1961年(昭和36)に観音尻から移したという。
境内の観音堂は、もとは神明社の本殿であったが、1930年(昭和5)本殿を新築。観音堂を境内北東部に移建した。修復の際、シカの足を抱えた白ギツネのミイラが発見され、現在も堂内に保存している。観音堂は、1952年(昭和27)内部の厨房、棟札とともに国の重要文化財に指定された。屋根は入母屋(いりもや)造り。柿葺(こけらぶき)、唐破風(からはふ)の向拝(ごはい)付き一軒間。妻飾りは虹梁大瓶束(こうりょうたいへいかず)式。二軒繁垂木(しげたるき)。二手先の組物に禅宋様尾垂木(ぜんそうようおだるき)を出す。三方に勾欄(こうらん)付きの縁をめぐらし、縁には腰組がある。全体がケヤキ造り。室町時代の様式をとどめているが、実年代は江戸時代前期の建築。また、内部の厨子は、千木堅魚木(ちぎかつおぎ)を備えた神明造で、室町時代の製作とされている。

重要文化財指定年月日 1952.11.22(昭和27.11.22) 
文化財種別 重要文化財(建造物)
指定番号 01392

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神明社観音堂

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