豊川油田は、明治15年から石油開発の探査が進められ、油田の出油に成功したのが大正2年10月。最盛期には年間86,800KLを産油し、掘られた油井の数は718本と、石油王国秋田において有数の油田地帯でした。

 近代化産業遺産の認定(平成19年)は、江戸末期から戦前にかけて日本の産業発展に貢献した歴史的な工場跡や鉱山、油田などを地域活性化に生かすことを目的に、経済産業省が始めたもので、全国五百七十五件が認定を受けました。産業史・地域史のストーリーを軸とした相互に関連する複数の遺産により構成される33遺産群を取りまとめ、このうち豊川油田は、「新潟など関東甲信越地域で始まった我が国近代石油産業の歩みを物語る近代化産業遺産群」の1つとして選ばれました。

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