津波ハザードマップ
津波災害警戒区域について
ハザードマップで津波浸水想定区域となっている地域(着色されている地域)が津波災害警戒区域に指定されました。
津波災害警戒区域とは、最大クラスの津波が発生した場合に、住民等の生命・身体に危害が生ずるおそれがある区域で、津波災害を防止するために警戒避難体制を特に整備すべき区域のことです。
各市町村の津波災害警戒区域図は、秋田県のホームページをご覧ください。
なお、ホームページからご覧になれない方、紙の地図でご覧になりたい方は、市役所3階総務課窓口でも縦覧しております。
設定条件とハザードマップ内容
秋田県では、平成28年3月に「津波防災地域づくりに関する法律」に基づき、秋田県での地震発生の想定状況や津波浸水予測区域等の見直しを行いました。
その見直しにより設定された「秋田県津波浸水想定」に基づき、本市でも津波ハザードマップの見直しを行いました。本市では、平成24年2月に潟上市ハザードマップ(暫定版)を作成しておりましたが、この度新たな設定に基づき、浸水域(注釈1)、浸水深(注釈2)等の表示に加え、住民が安全かつ迅速に避難できるよう、指定緊急避難場所等の追加情報等を反映させた「潟上市ハザードマップ」を更新作成しましたので公表します。
- (注釈1)海岸線から陸域に津波が遡上することが想定される地域
- (注釈2)陸上の各地点で水面が最も高い位置にきたときの地面から水面までの高さ
地震による津波への警戒意識を高めよう!!
「潟上市津波ハザードマップ」は、大規模な津波が発生した際、市民の皆さんに安全に避難していただくとともに、津波被害の危険性を知って、防災について考えていただくために作成しました。
津波による浸水区域や津波の危険から逃れるための津波避難場所、津波に対する注意点などについて日頃から確認しておきましょう。
潟上市の周辺では、昭和58年「日本海中部地震」、平成5年「北海道南西沖地震」により津波被害が発生しています。平成23年3月11日に東日本の沖合を震源とする「東北地方太平洋沖地震」による津波が発生し、東日本の太平洋沿岸に甚大な被害をもたらしました。
津波とは何か
大規模な地震が発生した時、震源付近の海底に断層(上下のずれ)が発生します。それによって海底から衝撃波が発生し、海水面が変動した時に発生する高波を津波といいます。津波は海が深いところではジェット機に匹敵する速度で伝わり、浅くなるにつれ速度が低下します。そこへ次の波が追いつくことで波が高くなり、巨大な水の塊となって押し寄せてくるのです。また、「津波の前は必ず引き潮になる」と言う俗説もありますが、引き潮にならずに津波がくることもありますので注意して下さい。
災害時における警報・注意報
災害時における緊急地震速報や大津波警報は市の防災無線によって市民の皆さんにお伝えします。津波は、注意報や警報が出る前に到達することもありますので、強い揺れを感じたらすぐに避難して下さい。
日頃の備え
- 安全な避難場所・避難ルートなどを確認しておきましょう。
- 任務分担と非難要領を確認しておきましょう。
- 災害伝言板サービスの活用など、家族間の連絡手段を確認しておきましょう。
- 家屋内および自宅周辺を定期的に点検しておきましょう。
- 家屋、家財道具の転倒・落下防止などの措置を講じておきましょう。
- 避難経路の環境整理に努めましょう。
- 懐中電灯、携帯ラジオ、水筒、救急医療用品、貴重品、飲料水、非常食品などの非常持出品を準備しておきましょう。
- 非常持出品は、すぐに持ち出せる場所に準備しておきましょう。
更新日:2023年03月29日