「男女共同参画宣言都市10周年記念講演会」を開催しました

平成28年6月25日、潟上市昭和公民館ホールにて、男女共同参画宣言都市10周年記念講演会を開催しました。

この講演会は、本市の男女共同参画宣言都市10周年をPRするとともに、性別にかかわりなく男女があらゆる分野でともに活動し充実した人生を送ることができる男女共同参画社会の実現を目指して開催したものです。

東京大学大学院教授 小玉重夫氏（潟上市出身）を講師に迎え、「男女共同参画と教育改革」と題して開かれたこの講演会には、210人の参加がありました。

小玉教授は性別役割規範（男性は外で働き、女性は家庭で家事やPTA活動など）の意識を問い直すことが、女性の活躍推進や労働力減少問題に直面している現在の社会に求められていることだと語りました。また、テレビアニメやテレビドラマの家族を例にあげ、性別役割分業や世代別に抱える問題があることなどがわかりやすく解説されました。参加した方からは、「難しいテーマであったがとてもわかりやすかった」「男女共同参画には子どもの教育が大事だと感じた」「性別役割意識という言葉にはっとした」などどいう意見が多数寄せられ、男女共同参画に関する情報や考え方を知る良い機会になりました。