秋田の佃煮が「100年フード」に認定されました!!

文化庁の食文化機運醸成事業「100年フード」
近代の100年フード部門〜明治・大正に生み出された食文化〜
文化庁の食文化機運醸成事業「100年フード」において、令和6年度「秋田の佃煮」が、日本全国の「近代の100年フード部門」に認定されました。これからも「秋田の佃煮」文化を広く発信してまいります。
潟上市に隣接する八郎潟は、かつては日本第二の面積を誇る湖でした。
八郎潟では白魚やわかさぎの漁が盛んにおこなわれていたため、潟上市昭和地区では明治20年頃から独自の佃煮文化が発展しました。
大規模な干拓により湖は縮小しましたが、今もなお県内7社の事業者が佃煮を作り続けており、そのうち5社が潟上市に存在しています。
ここでは、「秋田の佃煮」を代表する商品をいくつかご紹介します。
商品紹介

秋田の佃煮「いかあられ」
1、いかあられ
いかの佃煮に甘納豆(手亡豆)が加えられた独特の商品。( 他県では見られず、)秋田県内のほとんどのスーパーで広く販売されていて派生商品として、さつまいもや小豆を使ったものもあります。

秋田の佃煮「わかさぎからあげ」
2、わかさぎからあげ
新鮮なわかさぎを使用した「わかさぎからあげ」は、醤油の甘辛タレや塩味、カレー味など多彩な味付けで各業者が製造しています。

秋田の佃煮「生炊き佃煮」
3、生炊き佃煮(こうなご・いかなご)
小女子を生のまま水飴で炊き、鮮度とうま味を引き出す独特の手法で製造されています。煮干し原料を使わないため、柔らかさとうま味を両立することができます。
100年フードとは
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取り組みを推進しています。これまでに300件の食文化が認定され、認定後は、各種メディアで認定団体の活動が数多く取り上げられたり、ロゴマーク入りの商品が販売されるなど、100年フードの取組は全国に広がりを見せています。

100年フード「認定証」

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更新日:2025年04月15日