〇〇ペイ返金詐欺に注意!

更新日:2025年03月04日

〇〇ペイのコード決済サービスを悪用して返金手続きを誘導されているうちに、「返金」してもらうはずがいつの間にか「送金」してしまっていたという手口に関する相談が増加しています。全国の消費生活センター等の相談事例をみると、ネットショッピングで商品を購入した消費者が、販売業者から「欠品のため、コード決済アプリを使って返金する。」等と言われ、返金手続きを誘導されているうちに、「返金」してもらうはずがいつの間にか「送金」してしまっていたというトラブルが目立っています。

事例

どうしても欲しい物があり、インターネットで検索したところ販売しているサイトを見つけたので注文した。支払いは外国人名義の銀行口座に振り込んだ。受注メールが届いたが、日本語がおかしく、連絡先は記載されていなかった。商品が届かないのでメールで催促したところ、「商品が欠品したので返金する。LINEを友達登録して、そちらでやり取りします。」と返信が来た。LINEで「返金する手続きに必要だ」と〇〇ペイアプリをインストールするよう指示され、言われた通りにアプリを操作したところ、返金されるどころか10万円送金してしまっていた。

被害の共通点

1.探している物品があり、インターネットの検索バーで検索した結果、表示されたサイトにアクセスして注文している。

⇒ そのサイトは偽サイトの可能性があります。

2.希少な物、人気の品がなぜかそのサイトでは安価で販売されている。

⇒ 被害者の「どうしても欲しい」という心理を利用し注文させています。

3.LINEに誘導される。

⇒LINEのメッセージや電話で、返金のための具体的な手続きを指示されます。

4.指示通りに〇〇ペイを操作したら送金していた、他人の電子マネーにチャージしていた。

⇒自分がお金を送金することになる認識がないまま操作し、被害に遭っています。

注意して欲しいこと

  • ネット通販の商品代金を銀行振込や電子マネーで支払っているにも関わらず、支払いに用いていない〇〇ペイで返金を行うのは極めて不自然です。
  • 現状では、コード決済事業者の規約上、消費者自身が操作しているケースでは補償が受けられない場合が多くなっています。
  • 相手から「〇〇ペイで返金する」と連絡が来た場合は、相手の指示には従わず連絡を絶ってください。被害に遭ってしまった場合は、すぐコード決済事業者に申し出るとともに警察に相談してください。

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