【急増】インターネット通販の「定期購入」にご注意！

動画配信サイトやSNS等で、「お試し」や「定期縛りなし」といつでも解約できることを広告する一方で、契約すると複数回購入が条件となっている「定期購入」のトラブルが増えています。

・定期縛りなし
・1回で解約できます
・定期ではありません
・いつでも解約可能
・「お試し」「トライアル」

 など・・・

インターネット通販をはじめとした通信販売は、クーリング・オフ制度はなく、事業者の規約に従う必要があり、規約の内容によっては解約金の支払いを求められるケースがあります。

また、いつでも解約可能と書いてある場合でも、「次回発送の〇日前までに連絡をしないと解約できない」と解約申請期間が限られていることもあります。

インターネット通販は、誰でも気軽に購入できる反面、こうしたトラブルに遭いやすいため、まずは消費者の皆さんが気を付けて利用するようにしましょう。

商品を注文するときは、定期購入が条件になっているか、総額はいくらかなど、規約も含めて隅々まで確認しましょう。国では広告や注文確認画面のスクリーンショットを撮り保存するよう勧めていますが、それでも解約に応じない業者がいますので、申し込みには慎重を期してください。

広告は魅力的に見えるよう誇張しがちです。極端に価格が安い商品は疑ってかかりましょう。広告によっては、「お試し」「定期縛りなし」などを謳っておきながら、実際は定期購入になっており、「1回で解約するには定価との差額を支払ってもらう」と高額な差額の支払いを求められることもあります。その他、「更にお得に購入できる」等のポップアップをタップすることで購入回数の条件が発生することがありますので、広告に表示されている文言のみで安易に信用しないようにしましょう。